この前新年を迎えたと思ったら、2022年ももうひと月が過ぎようとしています。早いものですね。
油川フランス語・英語教室は青森市にありますが、フランス語オンライン講座は世界中どこからでも受講できます。今回は1月24日から29日までの授業の内容をご紹介しますので、受講をお考えの方は参考にしてください。どの授業も無料見学できます。
この油川フランス語・英語教室では、日本語の教科書を使ったフランス語入門レベルから、フランス語のみの教科書を使ったA1、A2、B1、B2レベルまで、Zoomを使ったフランス語オンライン講座を開講しております。1回90分、月4回の授業で、月謝は12,000円です。現在の時間割は下の表の通りです。黄色がオンライン講座になります。時間割の空いている時間で新規開講を予定していますので、ご希望がありましたらお気軽にお問い合わせください。オンラインばかりでなく対面授業も新規受付をしています。青森の方はお気軽にご相談ください。
入門者用のフランス語入門授業は週2回行っていて、月曜日午後5時半から7時の授業と、水曜日午後1時から2時半のものがあります。
この授業では『アクティブに学ぶフランス語文法』(アルマ出版)という教科書を使っています。
フランス語入門 1月24日(月)17:30~19:00
今回は第11課「複合過去」の勉強をしました。フランス語の文法用語には字面を見ただけでは意味がよくわからないものが多いですが、この「複合過去」はあくまで形式に関する名称で、助動詞と動詞の過去分詞の組み合わせで活用をする過去時制のことを指します。これと対応するのは動詞そのものの語尾変化で活用をする過去時制の単純過去で、これは後に学ぶことになります。複合過去はavoirとêtreという二つの助動詞の活用さえできれば、これに過去分詞をつければいいので、動詞そのものを活用させる単純過去よりも圧倒的に多く使われます。特に話しことばで単純過去はほぼ使われません。とはいえ単純過去を勉強しなくてもいいということにはならないので、そこは勘違いしないようにしましょう。
フランス語入門 1月26日(水)13:00~14:30
今回の授業は第15課「単純未来と条件法現在」に入り、まず単純未来の活用を勉強しました。単純未来という用語は上述の単純過去と同様に、他の助動詞や準助動詞と組み合わせることなく動詞そのものの語尾変化によって活用する未来時制のことです。以前に準助動詞allerと動詞の不定詞を組み合わせた近接未来の勉強をしました。近接未来の方が活用が簡単なので多く使われる傾向がありますが、単純未来も重要なのでしっかり覚えましょう。語源的には動詞の不定詞にavoirの活用形をつけたもので、全ての動詞の活用において活用語尾が同じになるので、不規則なものが多い直説法現在の活用ほど覚えるのが難しくはありません。
月曜日も水曜日も今のところ生徒は二人です。フランス語の勉強を始めてみたいという人、むかし少し勉強したけれどもう一度チャレンジしてみたいという方はぜひともお問い合わせください。
フランス語初級会話(A1)1月24日(月)19:30~21:00
Unité 7 – Outils
第7ユニット 文法ツール
仏検の二次試験は23日だったので、対策授業を終えて今週からはTendances A1の学習に戻ります。
今回は自由課題の残りの練習問題を解いた後で、このユニットの文法のまとめをおさらいしました。動詞の活用形の前に置かれる弱勢形補語人称代名詞が中心ですが、je pense à elleのようにこの弱勢形を用いない場合についても勉強しました。いずれにせよ、フランス語学習者にはなかなか難しいところなので、使い方を繰り返し確認するようにしましょう。
今回は個性派ロックバンド、フー!シャテルトンのデビュー曲、La mort dans la pinèdeを聴きました。ヴォーカリストのいんちき臭いルックスがいいですね。授業ではフランス語の歌詞と日本語訳字幕をつけたものを観ています。
A1の授業は毎週月曜日19時30分から21時で、生徒さんは今一人だけです。興味がある方は是非ともお問い合わせください。見学もできます。
A2レベルの授業は週2回、水曜日午後7時から8時半までと、土曜日午後2時45分から4時15分までです。水曜日の方が進んでいません。
フランス語A2 1月26日(水)19:00~20:30
Unité 3 – Leçon 3 – Observer un règlement
第3ユニット第3課 規則を守る
今回は接続法現在の勉強をしました。話しことばにおいて、頻度としては接続法現在が使用される場合のほとんどがil faut queに続けて用いられる用法だそうです。とはいえ他の言い回しでも接続法が要求されることが数多いのでしっかり覚えましょう。それでも接続法現在の活用は不定詞の語尾が-erである第一群規則動詞の直説法現在および半過去の活用とよく似ていて、さらにほぼ全ての動詞について活用語尾が同じなので、語幹の変化にさえ気をつければそれほど活用が難しいわけではありません。
この授業の生徒は現在三名です。
フランス語A2 1月29日(土)14:45~16:15
Unité 4 – Bilan
第4ユニット まとめ
前回に続いて第4ユニットのまとめの問題を解きました。さまざまな時制の活用の用法、単語の意味、ニュースの見出しの聞き取り理解に関する問題がありました。
この授業の生徒は現在二名です。
以上二つのA2の授業について興味がある方は是非ともお問い合わせください。見学もできます。
フランス語B1 1月29日(土)17:00~18:30
Unité 3 – Leçon 2 – Se déplacer en voiture
第3ユニット第2課 車で移動する
今回は今世紀初頭に人気だったミニテレビドラマUn gars, une filleのスケッチの抜粋を読み、自動車の運転や事故に関する練習問題を解きました。この題名の中にあるgarsという単語の語尾のrsは発音しないことに気をつけましょう。また、この単語の見た目上の女性形であるgarceは女性に対する罵りことばになるので使ってはいけません。
この授業の現在の生徒は一人だけです。授業に興味がある方はお問い合わせください。見学もできます。
フランス語B2 土曜日10:30~12:00
この授業はお休みでした。
以上A1、A2、B1、B2の講座ではCLE InternationalのTendancesというシリーズの教科書を使っています。また、A2以上の授業では毎回最初にディクテがあります。
以上の授業に興味がある方はこのサイトのお問い合わせページ、あるいはこのページの上下にあるメールアドレスからお気軽にお問い合わせください。料金は90分の授業4回で12,000円です。よろしくお願いいたします。