早いもので今年ももう半年が過ぎようとしています。去年の今頃はもうエアコンを使っていましたが、今年の青森は一週間前に梅雨入りしたからか涼しい日が続いています。フランスは歴史的な猛暑だそうで、日本もこれから暑くなるそうですが、できればあまり暑くなりすぎないようにしてほしいものです。
今年の春からのオンライン講座はまだほとんど受講希望者がいませんが、水曜日午後6時から7時30分の授業はフランス語A1に切り替えるつもりです。テキストはCLE InternationalのOdysséeを使います。フランス語文法を一通り勉強した人向けの初級会話の授業です。
木曜日午後7時30分~9時の枠はB1レベルに移ったばかりです。こちらはまだ一人しか受講者がいないので他の受講希望者を募集しています。こちらもテキストはCLE InternationalのOdysséeを使います。レベルについては自己申告で結構です。
いずれも初回の体験授業、見学は無料です。
以下のリンクにある他の授業についても希望者がいれば随時無料体験授業を行います。お気軽にお問い合わせください。
詳細はこちらのリンクからご覧ください。
青森市にある油川フランス語・英語教室ではオンライン講座を開講していますので、世界中どこからでも受講できます。使いやすいZoomを使った講座なので誰でも簡単に受けられます。
オンラインばかりでなく対面授業も新規受付をしていますので、青森在住の方はお気軽にご相談ください。
開講中の授業について、詳しくはページ上の「フランス語オンライン講座」(このリンクもクリックできます)のタブをご覧ください。
今回は6月22日から28日までの授業の内容をご紹介しますので、受講をお考えの方は参考にしてください。どの授業も無料見学できます。

黄色で示している時間は春からの新規開講授業です。空いている時間について何かご希望があれば遠慮なくご提案ください。
水曜日と土曜日の「フランス語の新聞・雑誌を読む」の授業はそれぞれまだ生徒が一人だけなので、興味がある方はぜひご参加ください。
火曜日の「フランス文学」は今生徒が4人ですがまだ余裕があります。
「原語で親しむフランス文学」は日曜日13:00~14:30と火曜日19:30~21:00の二コマです。この授業では以前フランスの高校で用いられていた仏文学の教科書で、仏文学アンソロジーでもあるラガルド・エ・ミシャールを使い、さまざまな作家の作品の抜粋とその解説を読んでいきます。参加者には音読と仏文和訳が求められます。特に参加基準はありませんが、だいたい仏検二級程度以上のフランス語力が必要とされます。詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。
原語で親しむフランス文学 6月28日(日)13:00~14:30
今回はヴィクトール・ユゴーの代表的小説『レ・ミゼラブル』の紹介文を終わらせて、抜粋を読み始めました。
これは自分と間違われて男が逮捕されたという話を聞いて、自首すべきかそれとも黙っているべきかと主人公のジャン・ヴァルジャンが頭を悩ませる場面です。
Il reculait maintenant avec une égale épouvante devant les deux résolutions qu’il avait prises tour à tour. Les deux idées qui le conseillaient lui paraissaient aussi funestes l’une que l’autre. — Quelle fatalité ! Quelle rencontre que ce Champmathieu pris pour lui ! Être précipité justement par le moyen que la providence paraissait d’abord avoir employé pour l’affermir !
(訳)こう決めた方がいい、いや、こう決めた方がいいとジャン・ヴァルジャンはさっき考えたのだが、今度はどちらについても同じような恐怖を感じて尻込みしているのだった。こうすればいいじゃないかと自分にささやきかけてくる考えが二つとも同じぐらいに不吉なものに思えたのである。「これは何という運命なのだろう。あのシャンマティユという男が俺と間違われるだなんて、何という偶然だろう。今俺は突き落とされようとしているのだが、それが何によってかといえば、最初に神様が俺の立場を確かなものにするために使ったらしいのと同じ手段だというのだから」
Les deux résolutions qu’il avait prises tour à tourは「交互にした二つの決意」という意味で、自首することと黙っていて無実の男を見殺しにすることの間でのためらいが語られています。大過去が用いられているのは、この場面の時間軸よりも前の話だからです。
Quelle fatalité !以後のことばはジャン・ヴァルジャンが頭の中で考えたことですが、自由間接話法と呼ばれるものであることに気をつけてください。よってここでのQuelle rencontre que ce Champmathieu pris pour lui !(このrencontreは「偶然」の意味)のluiは実際の頭の中のことばとしてはmoiであり、Être précipité justement par le moyen que la providence paraissait d’abord avoir employé pour l’affermir !のl’affermirのl’はm’で置き換えられます。
この授業はいったんお休みになりますが、いつでも再開しますので興味がある方はぜひともお問い合わせください。
原語で親しむフランス文学 6月23日(火)19:30~21:00
今回もロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』の抜粋の続きを読みました。最終巻「新しき日(La Nouvelle Journée)」の抜粋で、この大部の大河小説の最後の場面です。死に際の主人公の耳に幻の音楽が聞こえてきます。
« Est-ce beau ! Est-ce beau ! Encore ! Hardi, mes gars… Mais de qui cela peut-il être ?… Vous dites ? Vous dites que cette musique est de Jean-Christophe Krafft ? Allons donc ! Quelle sottise ! Je l’ai connu, peut-être ! Jamais il n’eût été capable d’en écrire dix mesures… Qui est-ce qui tousse encore ? Ne faites pas de bruit ! Quel est cet accord-là ?… Et cet autre ?… Pas si vite ! Attendez !… »
Christophe poussait des cris inarticulés ; sa main, sur le drap qu’elle serrait, faisait le geste d’écrire ; et son cerveau épuisé, machinalement continuait à chercher de quels éléments étaient faits ces accords et ce qu’ils annonçaient. Il n’y parvenait point : l’émotion faisait lâcher prise.
(訳)「なんと見事なんだ。なんと見事なんだ。もっとやってくれ。みんながんばれ。でもこれはいったい誰の曲なんだ。何だって。これはジャン=クリストフ・クラフトがつくった音楽だというのですか。それはまた。なんと愚かな話だ。たぶんその男のことは知っていたと思うが。あの男にはこんな音楽は十小節だって書けなかったはずだぞ。また咳をしているのは誰だ。音を立てるなよ。この和音は何だ。こっちの和音は何なんだ。速すぎるぞ、待ってくれよ」
クリストフは声にならない叫びを上げていた。その手はシーツをつかみ、何かを書くような身振りをしていた。その脳味噌は疲れ果てていたが、ほぼ無意識に、これらの和音がどういう要素でできているのか、何を告げているのかを探そうとしていた。しかしそれは見つからなかった。気持ちの高まりのためにあきらめざるをえなかった。
冒頭のEst-ce beau !は疑問文のように主語と動詞を倒置していますが感嘆文です。
次のhardiには「大胆な」という意味の形容詞がありますが、Sがついていないのでmes garsにかかる形容詞ではなく、「がんばれ」という意味の間投句です。
次のMais de qui cela peut-il être ?という文は複合倒置が使われていて、peut-ilのilはcelaを受けたものです。
Vous dites ?は相手が何と云ったのかわからなくて聞き返すときに云うことば。
このdes cris inarticulésは「ことばにならない叫び声」という意味です。
副詞machinalementは「機械的に」という意味ですが、臨終の場面においても音楽が聞こえてくるとこの主人公の脳味噌はそれを分析せざるをえないということをいっています。ここでは「ほぼ無意識に」と訳してみました。
この授業の生徒は現在四名です。興味がある方はご遠慮なくお問い合わせください。オンラインでの無料体験授業、見学ができます。
フランスの雑誌・新聞を読む 6月27日(土)16:30~18:00
今回からは経済新聞La Tribuneの日曜版、La Tribune Dimancheの5月10日号に掲載されたEmmanuel Macron, le roi soleil couchant(斜陽王エマニュエル・マクロン)という記事を読みます。
L’un d[es invités] a justement une question à lui poser : après ces plus de huit années, n’est-il pas lassé de toutes ces cérémonies à répétition où l’on tourne autour de lui comme autour d’une attraction ? La réponse est claire, directe. C’est non. « Pour l’instant, je ne me désire pas ailleurs », réplique le chef de l’État, ajoutant faire là référence à André Breton. Quatre ans plus tôt, il a visité le musée consacré au surréaliste à Saint-Cirq-Lapopie. Sur le livre d’or de la commune lotoise où il avait choisi de s’installer après en avoir visité tant d’autres, l’écrivain avait inscrit « avoir cessé de [s]e désirer ailleurs » dès qu’il découvrit celle-ci.
(訳)まさにこのような質問をする招待客がいた。「もう8年以上になりますが、いつもこんな式典を繰り返すのにうんざりしませんか。まるで見世物のようにあなたの周りを行ったり来たりしていますね」「そんなことはありませんよ」とはっきり言いきった答えが返ってきた。「今のところ他のところにいたいとは思いません」と大統領は答え、これはアンドレ・ブルトンにちなんだことばだと付け加えた。4年前にサンシルクラポピー村にあるこのシュルレアリストの記念館を訪れたのだ。とても多くの町を訪れた後に居を定めることに決めたロット県のこの村の芳名録に、この村を見つけたそのときから「他のところにいたいという気持ちが途絶えた」とこの作家は書いているのだ。
Je ne me désire pas ailleursという文において動詞désirerの直接目的補語はmeで、「他のところにいる自分を望まない」ということですが、代名動詞として使うse désirerが「互いに求め合う」という相互用法ではなくて再帰用法で用いられるのは珍しいと云えます。だからこそこれはブルトンにちなんだものだということが云えるのでしょう。
ブルトンのことばの引用、« avoir cessé de [s]e désirer ailleurs »の中に[s]という表記がされている箇所がありますが、これはもともとのことばがmeであるところを主語l’écrivainに合わせてseに変えたということを意味しています。
この授業の生徒は現在一名だけです。興味がある方はご遠慮なくお問い合わせください。オンラインでの無料体験授業、見学ができます。
フランスの新聞・雑誌を読む 6月24日(水)13:30~15:00
今回も経済新聞La Tribuneの日曜版、La Tribune Dimancheの5月10日号に掲載されたEmmanuel Macron, le roi soleil couchant(斜陽王エマニュエル・マクロン)という記事の続きを読みました。
L’heure de la fin de règne a-t-elle déjà sonné ? Si tôt ? Avec Nicolas Sarkozy, la rupture est spectaculaire. Depuis 2017, l’ex-président et Emmanuel Macron s’étaient alliés. Si l’un et l’autre y trouvaient son intérêt, il y avait également une sorte d’admiration réciproque. Les deux hommes étaient d’une espèce à part, celle des grands fauves ; ils se reconnaissaient. Au début de décembre, l’ancien chef de l’État fait tout exploser avec la parution de son livre Le Journal d’un prisonnier (Fayard). Il y écrit noir sur blanc avoir « tourné la page de [leur] amitié ». En dévoilant la proposition que son successeur lui a faite pour améliorer les conditions de son incarcération, il le met en difficulté. Emmanuel Macron est furieux que son aîné trahisse le secret de leurs conversations. Désormais, pour lui, c’est fini ; il ne veut plus entendre parler de Nicolas Sarkozy.
(訳)政権の終わりを告げる鐘がもう鳴ったのだろうか。早すぎはしないだろうか。ニコラ・サルコジとの決裂は劇的なものだった。2017年から元の大統領とエマニュエル・マクロンは手を組んでいた。確かに二人ともそうすることに利益を見出していたとはいえ、そこには互いの称賛のようなものもあったのだ。この二人は他とは違う人種であり、政界の猛獣で、互いに同類と認め合っていた。12月の頭に元の大統領は『ある囚人の日記』(ファイヤール社)という本を出してすべてをおじゃんにしてしまった。その本の中にはっきりと「二人の友情は終わりだ」と書いていたのである。収監の条件を改善しましょうと提案したということが暴露されて、この後継者は窮地に立たされることになった。エマニュエル・マクロンは秘密のはずの二人の会話を年長者がばらしたことに怒った。これでマクロンにとってはおしまいで、もうニコラ・サルコジのことを聞きたくなくなってしまった。
ここのsi tôtは「こんなにも早く」という意味で、「すぐに」という意味の副詞sitôtとは違って二語で綴られることに注意しましょう。
このtourner la pageは「ページをめくる」、「新しいことに移る」ということですから、友情を終わらせるという意味になります。
この授業の生徒は現在一名だけです。興味がある方はご遠慮なくお問い合わせください。オンラインでの無料体験授業、見学ができます。
フランス語入門は春から新規開講の授業で、日曜日午前10:30~12:00です。
まだ希望者がいないので、フランス語を初歩から勉強したい人はこの機会にお問い合わせください。初回の授業は無料です。
A1からB2レベルの授業の教科書は主にフランスの出版社CLE InternationalのTendancesというものを用います。それぞれのレベルの冒頭数ページのPDFがこちらのリンクからご覧になれますのでご利用ください。
このTendancesはいい教科書ですが、出版されてからもう10年経つので、次は同じ出版社のOdysséeという教科書に切り替える予定です。
新しく始まった木曜日19:30~21:00のB1レベルの授業では既にOdysséeを使っています。
フランス語A1の現在開講中の授業は火曜日午後1時~2時30分です。
フランス語A1 6月23日(火)13:00~14:30
Unité 7 – Se faire des relations – Leçon 1 – Engager la conversation
第7ユニット 人脈をつくる 第1課 会話を始める
今回はLi Na et Jean-Louis font connaissance(リナとジャンルイが知り合いになる)という新しいスケッチを観ました。ここでは平叙文で動詞の前に来る直接目的補語人称代名詞を中心に勉強します。
現在この授業の生徒は二名です。
フランス語初級会話A1レベルのオンライン授業に興味がある方はお問い合わせください。無料見学ができます。
フランス語A2の現在開講中の授業は土曜日午前10時30分~12時です。
フランス語A2 6月27日(土)10:30~12:00
Unité 5 – Leçon 1 – Exprimer un malaise
第5ユニット第1課 不調を訴える
この課では原因・結果を表す表現を学びます。たとえば次のような練習問題に挑戦しました。
Imaginez la suite des phrases suivantes.
a. Manon est malade ce matin. Donc… C’est pourquoi…
b. Son problème de santé a été causé par… Il vient aussi de…
c. Son absence dans l’entreprise a provoqué… Elle a créé…
d. Plusieurs collègues étaient absents ? C’était dû à…
e. Heureusement, tout s’est arrangé grâce à…
現在この授業の生徒は一人だけです。
フランス語初級会話のオンライン授業(A2レベル)に興味がある方はお問い合わせください。無料体験授業、見学ができます。
フランス語B1レベルの授業は木曜日と月曜日の午後7時30分~9時です。木曜日の方はまだ教科書が最初の方です。
フランス語B1 6月25日(木)19:30~21:00
この授業は今回お休みでした。この授業の生徒は現在一人だけです。
このB1レベルの授業はまだ教科書が最初の方なので、興味がある方はお問い合わせください。
フランス語B1 6月22日(月)19:30~21:00
Unité 5 – Leçon 1 – Expliquer un phénomène écologique
第5ユニット第1課 環境問題に関する出来事を説明する
今回は絶滅した危険な動物を再導入することの是非について考えを述べてもらいました。
Organisez un débat pour ou contre la réintroduction des espèces sauvages dangereuses (loups, ours).
a. La classe se partage en défenseurs et adversaires de la réintroduction. Chaque groupe recherche des arguments.
b. Organisez le débat selon les thèmes suivants :
– l’intérêt de protéger une espèce ;
– les problèmes pour les éleveurs ;
– les problèmes pour les randonneurs.
今回はジョニー・アリデーの1969年の歌、Voyage aux pays des vivantsを聴きました。授業ではフランス語の歌詞と日本語訳字幕をつけたものを観ています。
現在この授業の生徒は四名です。
B1レベルの授業に興味がある方はお問い合わせください。無料体験授業、見学ができます。
フランス語B2レベルの授業は土曜日午後1時~2時30分、午後2時45分~4時15分の二コマです。
フランス語B2 6月27日(土)13:00~14:30
Unité 7 – Leçon 1 – Faire le point sur ses compétences
第7ユニット第1課 自分のスキルを見定める
これは今後の労働市場の変化について不安を感じている人に、前回読んだ文章に書いてあることを元にして答えるという練習問題です。
Répondez aux inquiétudes de ces personnes à l’aide des éléments du texte.
a. « Plus les tâches seront robotisées, moins il y aura d’emplois. C’est inquiétant. »
b. « Que dois-je conseiller à ma fille de 18 ans pour qu’elle trouve plus tard un emploi ? »
c. « Mon fils de 18 ans veut faire des études de philosophie. En dehors du métier de professeur, il n’aura pas de débouché. »
この授業の生徒は現在二名です。興味がある方はお問い合わせください。
フランス語B2 6月27日(土)14:45~16:15
この授業は今回お休みでした。この授業の生徒は現在一名だけです。興味がある方はお問い合わせください。
全ての授業について初回の見学あるいは体験授業は無料です。
以上の授業に興味がある方はこのサイトのお問い合わせページ、あるいはこのページの上下にあるメールアドレスからお気軽にお問い合わせください。料金は90分の授業がひと月4回で12,000円です。二コマ受講される方は、二コマ目が割引料金で8,000円になります。