フランス語オンライン講座では今このようなことを勉強しています。これから受講しようかなと考えている人は参考にしてください。

フランス語初級会話(A1) 3月1日(月)19:30~21:00

Unité 3 – Leçon 3 – Prendre de nouvelles habitudes
第3ユニット第3課 新しい習慣を身に着ける

外国に行って暮らすことになると、否応なく新しい習慣を身に着けることになります。
この課では好き嫌いを示す表現を勉強します。下のメールに答える形で自分の好き嫌いを述べます。

この課で使用する動画はこれですが、連続ドラマPlus belle la vieをめぐるジェネレーションギャップが面白いですね。

今週の授業で聴いた曲は2004年のR&Bのヒット曲、WallenのL’olivierでした。フランスに住む移民についての歌ですが、ユダヤ人とムスリムについて歌っています。授業では字幕付きのビデオを見ました。

フランス語B1 2月27日(土)13:00~14:30

Unité 0 – Leçon 3 – Exercer ses capacités d’écoute
第0ユニット第3課 聞き取り能力を鍛える

フランス語の聞き取りに慣れるためには、単語ごとの発音から離れて、リズムグループ(groupe rythmique)による発音を学ばなければなりません。この課ではまずウジェーヌ・イヨネスコの有名な戯曲『禿の女歌手』の抜粋の音声を聞きました。リズムグループの切り方によって意味が変わるジャン・コクトーの言葉遊び的な作品にも触れました。

A1とB1の講座ではCLE InternationalのTendancesというシリーズの教科書を使っています。

フランス語入門 3月3日(水)13:00~14:30

この授業では『アクティブに学ぶフランス語文法』(アルマ出版)という教科書を使っています。

今回は不定冠詞と部分冠詞を学びました。
部分冠詞という用語は初学者には聞き慣れないものですね。フランス語の名詞には英語のような可算名詞と不可算名詞の区別がなく、ほぼ全ての名詞が可算名詞として複数形をとれるとしても、不可算名詞として扱うときに部分冠詞を使うという考え方ができます。
部分冠詞は男性形単数がdu、女性形単数がde la、複数形がdesという形ですが、やはり女性形単数が2語に見えることに違和感がありますよね。起こりとしては定冠詞の前にdeがついたもので、deに部分性を示す機能があります。
以下はフランス語入門の授業の中で扱った話題ではありませんが、この部分性を示すdeについて少しお話しします。
たとえばJe mange de toutという文は「私は何でも食べます」という意味になります。全てのものを少しずつ(部分的に)食べるイメージですね。
Il faut de tout pour faire un mondeということわざのde toutもこれと同じものです。ここでmondeに定冠詞leではなくて不定冠詞unがついていることにも注意が必要ですね。今あるこの世界のことではなくて、一種の世界の雛形のようなものをイメージするといいでしょう。世界の雛形をつくるためには、あらゆるものが少しずつ(部分的に)必要になってくるということです。「世界をつくるためには全てが必要だ」という訳を見かけることがありますが、翻訳としてはちょっと雑な感じがします。こう訳した方がいいという名案はありませんが、英語でこのことわざはIt takes all sorts to make a worldといい、英和辞典には「世はさまざま」、「世界にはいろんな人がいるものだ」という訳が載っているので、それに倣うことができるかもしれません。意味としてはそういうことです。こういう文はひっくり返すと意味がはっきりすることがありますが、どんなにつまらないもの、嫌なものでも欠けていたら世界が成り立たない、そんなものは世界とは呼べないという意味です。
部分冠詞の話から脇道に逸れましたが、deが部分性を示すことがあるということを覚えておいてください。

フランス語の発音 2月25日(木)19:30~21:00

前回に続きリズムグループによる発音の練習をしました。練習問題の一部を紹介します。

まず三つのリズムグループに分けられる文言の例です。意図的に句読点は廃しています。

nous partirons en vacances en août
il écoute la radio en mangeant
ici tout va bien pour l’instant

次は四つのリズムグループに分けられる文言の例です。

tous les soirs nous prenons du thé ou de la verveine
rendez-vous mercredi à dix heures moins dix
comment faites-vous pour rester optimiste ?

できましたか?リズムグループに分けたら、それを意識しながら声に出して読んでみましょう。
授業ではこれに続いて、音韻論の初歩に触れました。

この授業ではこのような練習をすることによってリズムがいいフランス語が話せるようになることを目指しています。
以下の二冊の本を参考にしたテキストを使用しています。
Monique Léon & Pierre Léon, La Prononciation du français, 2e édition, Armand Colin, 2009
Dario Pagel, Édith Madelini & François Wioland, Le Rythme de français parlé, Hachette, 2012

以上の授業に興味がある方はこのサイトのお問い合わせページ、あるいはこのページの上下にあるメールアドレスからお気軽にお問い合わせください。料金は90分の授業4回で12,000円です。よろしくお願いいたします。


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