火曜日午後7時30分~9時のA2あるいはB1の授業、土曜日午後4時30分~6時のフランス語入門の授業、月曜日午後5時30分~7時のフランス語初級会話A1の授業の生徒を募集しています。土曜日午後の授業はフランス語を勉強したことがない入門者向け、月曜日夕方の授業は文法を一通り勉強したことがある人向けの授業です。日本語なしのフランス語だけの教科書を使用しますが、初心者向けのものなので、もしフランス語を勉強したことがなくても挑戦できます。

油川フランス語・英語教室は青森市にありますが、フランス語オンライン講座は世界中どこでも受講できます。今回は6月13日から6月18日までの授業の内容をご紹介しますので、受講をお考えの方は参考にしてください。どの授業も無料見学できます。オンラインばかりでなく対面授業も新規受付をしています。青森在住の方はお気軽にご相談ください。

フランス語オンライン講座の内容についてはこちらのリンクでもご案内しています。誰か興味がありそうな方をご存知でしたらお知らせいただければ幸いです。全くの初心者向けの入門講座から、A1、A2、B1、B2の講座まで取り揃えております。お問い合わせのページからでも、このページの上下に表示があるメールアドレスからでも結構です。

日本語の教科書を使ったフランス語入門レベルから、フランス語のみの教科書を使ったA1、A2、B1、B2レベルまで、Zoomを使ったフランス語オンライン講座を開講しております。1回90分、月4回の授業で、月謝は12,000円です。

入門者用のフランス語入門授業は週2回行っていて、月曜日午後5時半から7時の授業と、土曜日午後4時30から6時のものがあります。
この授業では『アクティブに学ぶフランス語文法』(アルマ出版)という教科書を使っています。

フランス語入門 6月13日(月)17:30~19:00

今回は最後の課「接続法現在」を終わらせました。日常使われる接続法の約半分はil faut queに伴うものだとされますが、それ以外にも可能性や恐れ、感情を示す表現などに接続法を要求するものがあります。また、接続法を要求する言い回しの中には「虚辞のne」と呼ばれるものが使われるものもあります。

Je crains qu’il ne mente. (彼は嘘をついているのではないか)
Elle a peur que son frère ne soit gravement malade. (弟の病気が重いのではないかと彼女は恐れている)
Nous devons partir avant qu’il ne pleuve. (雨が降らないうちに出発しなければならない)

このように意味上は否定ではないところでpasなどを伴わずに単独で用いるのが「虚辞のne」で、日本語訳にも「ない」が現れることがあります。このneは使わなくても間違いではありません。もし「彼は嘘をついていないのではないか」と言いたいのであれば、文は次のようになり、neは省略できません。

Je crains qu’il ne mente pas.

また、主節と従属節の主語が同じときに従属節で接続法は用いません。「出発する前に食事しなければならない」と云うときには接続法を使わず、不定詞を使います。わざわざ接続法を使って複雑にする必要がないからですね。

*Nous devons manger avant que nous ne partions.
→ Nous devons manger avant de partir.

巻末の復習問題が終わったらフランス語初級会話A1の授業に移ります。以前フランス語の初歩を勉強したことがあって応用力をつけたい人、フランス語を勉強したことがなくてもフランス語だけで書いてある初級者用の教科書に挑戦したい人はお問い合わせください。

フランス語入門は土曜日16時30分~18時と水曜日13時~14時30分の二コマで参加者を募集しています。フランス語の勉強を始めてみたいという人、むかし少し勉強したけれどもう一度チャレンジしてみたいという方は是非ともお問い合わせください。

A1、A2、B1、B2の講座ではCLE InternationalのTendancesというシリーズの教科書を使います。また、A2とB1では毎回最初にディクテがあります

フランス語A1は月曜日午後3時30分~5時と月曜日午後5時30分~7時の二コマで募集しています。

フランス語A2の授業は月曜日午後7時30分~午後9時、金曜日午後6時~7時30分、土曜日午前10時30分~12時、土曜日午後2時45分~4時15分の四コマです。土曜日の午前中の授業は始まったばかりなので、A2の授業を受けたい方にはこの時間かあるいは火曜日午後7時30分~9時に新規開講するコマをお薦めします。

フランス語A2 6月13日(月)19:30~21:00

Unité 0 – Continuer en français – Leçon 1 – Former un groupe classe
第0ユニット フランス語の学習を続ける 第1課 クラスのグループをつくる

A1のテキストを終わらせたので今週からA2の授業が始まりました。テキストの最初の課に入り、ルームシェアについての練習問題の後に、A1の続きのスキットを観ました。設定や登場人物はA1と同じで、話が続いていますが、A1のテキストを勉強していなくても問題ありません。ここでは登場人物が紹介されます。

この授業の生徒さんは3名になる予定です。

フランス語A2 6月18日(土)10:30~12:00

Unité 0 – Leçon 3 – Apprendre ensemble
第0ユニット第3課 ともに学ぶ

第2課の練習問題を終わらせた後で新しい課に入り、続きのスキットを観ました。

今のところ生徒さんは一人だけですが、始まったばかりなのでA2レベルのフランス語を勉強したい方はお問い合わせください。Zoomを使って無料でオンライン見学できます。

フランス語A2 6月17日(金)18:00~19:30

Unité 4 – Projet – Donner des nouvelles de l’actualité
第4ユニット自由課題 時事ニュースを伝える

前回の続きの練習問題を解いた後、生徒さんそれぞれに催しごとや観光地などについてのフランス語の紹介を披露してもらいました。

この授業の生徒は現在二名です。

フランス語A2 6月18日(土)14:45~16:15

Unité 7 – Leçon 4 – S’adapter à des règles ou à des habitudes
第7ユニット第4課 規則や習慣に適応する

前の課の残りの練習問題を終わらせて新しい課に入りました。第一次世界大戦の戦没者記念式典で大量に風船を飛ばすランス市の行事に対して異を唱えるエコロジー団体の記事を読み、その記事に関する問題を解きました。

Associez les mots nouveaux à leurs définitions.

a. porter plainte1. libérer, ne plus retenir
b. lâcher2. accuser
c. la Grande Guerre3. acteur d'une guerre
d. un écologiste4. un morceau
e. un centenaire5. personne qui défend la nature
f. un hommage6. la diversité des plantes et des animaux
g. un soldat7. un inconvénient
h. une nuisance8. commémoré tous les cent ans
i. la biodiversité9. 1914-1918
j. un fragment10. expression de respect

フランス語B1 6月18日(土)13:00~14:30

Unité 0 – Leçon 4 – Améliorer son expression écrite
第0ユニット第4課 書きことばの表現を上達させる

最近よく外国語の四技能ということばを耳にしますが、「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」という四技能の中でいちばん難しいのは「書く」ことでしょう。特に中級以上のフランス語では書く技能においてこそ差が出てきます。

L’expression écrite est la compétition la plus difficile à acquérir. Quand on écrit, l’interlocuteur ne vous aide pas (comme à l’oral). On ne peut pas être approximatif (comme en compréhension).
Pour améliorer son expression écrite, il faut apprendre à :
– éviter les répétitions ;
– faire des constructions grammaticales correctes ;
– organiser ses textes selon ce qu’on veut exprimer (raconter ou décrire quelque chose, exprimer des idées ou des sentiments, etc.) ;
– connaître les formules des écrits formels ou administratifs.

B1の授業の生徒は現在二人です。見学をご希望の方はお問い合わせください。まだ教科書の最初の方なのでこれからでも問題なく参加できます。

フランス語B2 6月17日(金)16:00~17:30

Unité 0 – Leçon 3 – Améliorer son niveau de langue
第0ユニット第3課 言語運用のレベルを上げる

今回はフランスで活動するカナダ人作家ナンシー・ヒューストンの面白い文章を読みました。

Une anglophone en France
Nancy Huston est une écrivaine d’origine canadienne anglophone. À vingt ans, elle s’installe en France pour faire des études de lettres. Dans Nord perdu, elle raconte les difficultés qu’elle a rencontrées dans l’apprentissage du français.
L’étranger, donc, imite. Il s’applique, s’améliore, apprend à maîtriser de mieux en mieux la langue d’adoption… Subsiste quand même, presque toujours, en dépit de ses efforts acharnés, un rien. Une petite trace d’accent. Un soupçon, c’est le cas de le dire. Ou alors… une mélodie, un phrasé atypique… une erreur du genre, une imperceptible maladresse dans l’accord des verbes… Et cela suffit. Les Français guettent… ils sont tatillons, chatouilleux, terriblement sensibles à l’endroit de leur langue… c’est comme si le masque glissait… et vous voilà dénoncé ! […]: Non, mais… vous avez dit « une peignoire » ? (sic) « un baignoire » ? « la diapason » ? « le guérison » ? J’ai bien entendu, vous vous êtes trompé ? Ah, c’est que vous êtes un ALIEN ! Vous venez d’un autre pays et vous cherchez à nous le cacher, à vous travestir en Français, en francophone… Mais on est malins, on vous a deviné, vous n’êtes pas d’ici… « Vous êtes d’origine allemande ? anglaise ? suédoise ? »
Nancy Huston, Nord perdu, Actes Sud, 1999.

ナンシー・ヒューストンのようなフランス語超上級者だからこそ感じるフランス語の壁が存在するということが面白いですね。

B2の授業に興味がある方はお問い合わせください。見学も受け付けております。フランス語B2の授業は水曜日15時30分から17時の枠で募集しています。まだ希望者がいないのでぜひともお問い合わせください。

現在の時間割は下の表の通りです。黄色がオンライン講座になります。青色はこの春開講したオンライン講座です。時間割の空いている時間で新規開講を予定していますので、ご希望がありましたらお気軽にお問い合わせください。

以上の授業に興味がある方はこのサイトのお問い合わせページ、あるいはこのページの上下にあるメールアドレスからお気軽にお問い合わせください。料金は90分の授業がひと月4回で12,000円です。よろしくお願いいたします。


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