Meilleurs vœux 2024 !
Je vous souhaite à tous une bonne et heureuse année.
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今年から新しくフランス語の勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

油川フランス語・英語教室は青森市にありますが、フランス語オンライン講座は世界中どこでも受講できます。使いやすいZoomを使った講座なので、Zoomをインストールしてもらえば誰でも簡単に受けられます。オンラインばかりでなく対面授業も新規受付をしています。青森在住の方はお気軽にご相談ください。

12月から毎週火曜日午後7時30分から9時の時間で「原語で親しむフランス文学」という授業を始めました。1月いっぱいまでは無料とします。この授業では以前フランスの高校で用いられていた仏文学の教科書で、仏文学アンソロジーでもあるラガルド・エ・ミシャールを使い、さまざまな作家の作品の抜粋とその解説を読んでいきます。参加者には音読と仏文和訳が求められます。特に参加基準はありませんが、だいたい仏検二級程度以上のフランス語力が必要とされるかと思います。三級レベルであっても興味がある方はお問い合わせください。詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。現在の参加者は三人です。

今回は12月25日から1月6日までの授業の内容をご紹介しますので、受講をお考えの方は参考にしてください。どの授業も無料見学できます。

月曜日午後3時30分から5時、午後5時30分から7時、水曜日午後7時30分から9時のフランス語初級会話A1レベルの授業、土曜日午後2時45分から4時15分のB1レベルの授業は生徒さんが一人だけなので、参加希望の方を募集しています。木曜日午後7時45分から9時15分のフランス語初級会話A1レベルの授業、月曜日午後7時30分から9時のA2レベルの授業、金曜日午後6時から7時半、土曜日午後1時から2時30分のB1レベルの授業、土曜日午後4時30分から6時のB2レベルの授業は生徒さんが二人なので、まだ余裕があります。

現在の時間割は下の表の通りです。黄色が昨年秋から開講した授業、および授業時間が変わった授業です。緑色の火曜日午後7時30分から9時の時間で、「原語で読むフランス文学」です。
空いている時間での新規開講が可能ですので、オンライン授業をご希望の方も、対面授業をご希望の方も、お気軽にお問い合わせください。

フランス語オンライン講座は、日本語の教科書を使った全くの初心者向けの入門講座から、フランス語のみの教科書を使ったA1、A2、B1、B2、Cの講座まで取り揃えております。授業はZoomを使って行います。お問い合わせはこちらのページからでも、このページの上下に表示があるメールアドレスからでも結構です。1回90分、月4回の授業で、月謝は12,000円です。1回60分の授業(Cレベル)については月額8,000円になります。

どの授業についてもレベルは自己申告で結構ですので、お気軽にお問い合わせください。

初級者向けには完全な初心者向け「フランス語入門」と「フランス語初級会話(A1レベル)」の授業があります。「フランス語入門」は日本語の教科書を使って文法から勉強する授業で、「フランス語初級会話」はフランス語だけの教科書を使って会話の初歩からの勉強をします。それぞれ教科書の最初の方をスキャンしたPDFファイルが閲覧できますので、このリンクの「PDF Introduction」、「PDF A1」のファイルをご覧ください。
中級者レベルについても、このリンクから教科書の最初の方の数ページを見ることができるので参考にしてください。

もし時間が合わない人でも他の時間帯を提案いただければ検討いたします。

フランス語入門は火曜日13時から14時30分です。フランス語の勉強を始めてみたいという人、むかし少し勉強したけれどもう一度チャレンジしてみたいという方は、空いている他の時間での開講が可能ですので、ぜひともお問い合わせください。この授業では『アクティブに学ぶフランス語文法』(アルマ出版)という教科書を使っています。

フランス語入門 12月26日(火)13:00~14:30

今回は第13課「目的補語人称代名詞」に入りました。このタイプの人称代名詞には直接目的補語人称代名詞(complément d’objet direct)と間接目的補語人称代名詞(complément d’objet indirect)の二種類があり、それぞれCOD、COIと呼ばれます。「人称代名詞」と呼ばれるけれども、人と物の両方について使われます。
学校で習った英文法の5文型を覚えているでしょうか。この5文型の内の第4文型はS+V+O+Oで、二つの目的語がありました。たとえばI gave my son a new dictionary(私は息子に新しい辞書をあげた)という文において、「誰々に」を示す機能をもつmy sonが間接目的語で、「何々を」を示す機能をもつa new dictionaryが直接目的語です。
仏文法では「目的補語」という用語を用いますが、英文法の第2文型S+V+CのC「補語」とは関係がないもので、「目的語」と同じものだと考えてください。ちなみにこの第2文型He remained silent(彼は黙っていた)のような文の補語silentを指す仏文法用語は「属詞(attribut)」です。
上に挙げた文I gave my son a new dictionaryをフランス語に訳すと、J’ai donné un nouveau dictionnaire à mon filsになります。英語と違い、フランス語の場合は「誰々に」を示す間接目的補語の名詞は前置詞àを伴います。つまり英語の第4文型のような文型はフランス語には存在しないと言えます。

I gave my son a new dictionary.
J’ai donné un nouveau dictionnaire à mon fils.

英文の方の名詞を代名詞で置き換えるとI gave him itになりますが、フランス語の場合は英語と違って目的補語人称代名詞が動詞の活用形の前に置かれるのが特徴です。よってこの文をフランス語に訳すとJe le lui ai donnéになります。ここで直接目的補語(COD)「辞書」に当たる代名詞はleで、間接目的補語(COI)「私の息子」に当たる代名詞はluiです。

I gave him it.
Je le lui ai donné.

この例ではCOIが三人称(私の息子)ですが、COIが一人称あるいは二人称である場合は語順が変わってきます。たとえば英語でMy father gave me a new dictionary(父は僕に新しい辞書をくれた)という場合、間接目的語と直接目的語の語順は変わりませんが、フランス語ではMon père me l’a donnéというCOI、CODの語順になります。フランス語学習者にとってはこの語順に慣れるのが大変に難しいようですが、時間をかけて慣れていくようにしましょう。

My father gave me a new dictionary.
Mon père me l’a donné.

現在この授業の生徒は一人だけです。

フランス語A1の現在開講中の授業は月曜日午後3時30分~5時と午後5時30分~7時、水曜日午後7時30分~9時、木曜日午後7時45分~9時15分の四コマです。

フランス語A1 水曜日19:30~21:00

この授業は今回お休みでした。この授業の生徒は現在一人だけです。興味がある方はお問い合わせください。

フランス語A1 12月25日(月)15:30~17:00

Unité 4 – Projet – Faire un programme de sortie
第4ユニット自由課題 レジャーの計画を立てる

ポスターやフライヤーの情報を読み取る練習問題をしました。

この授業の生徒は一人だけです。興味がある方はお問い合わせください。

フランス語A1 12月25日(月)17:30~19:00

Unité 7 – Leçon 2 – Parler de son travail
第7ユニット第2課 仕事の話をする

今回は外国で働くことを選んだフランス人3人の言葉を読み、それについての練習問題を解きました。これは仕事については何が大切かを聞いたアンケートです。

SONDAGE
Qu'est-ce qui est le plus important dans votre travail ?
Être bien payé57 %
Faire un travail intéressant50 %
Avoir de bonnes relations avec les collègues43 %
Avoir un travail stable37 %
Avoir des responsabilités27 %
Faire un travail utile19 %
Travailler près de chez moi14 %
Avoir des horaires adaptés7 %
Enquête TNS Sofres, « Les Français et le goût du travail », 2010.

現在この授業の生徒は二人です。

フランス語A2の授業は月曜日午後7時30分~午後9時です。

フランス語A2 12月25日(月)19:30~21:00

Unité 5 – Leçon 3 – Raconter un accident
第5ユニット第3課 事故の話をする

事故に関するスキットや文章を使って、時間に関する表現を学びました。

Accident en montagne
Trois touristes ont été surpris par le mauvais temps dans le massif du Corvatsch (Alpes suisses).
Partis le matin à 8 h de Saint-Moritz, les randonneurs ont été surpris à 12 h par une tempête de neige. À 14 h, l’un des randonneurs est tombé et s’est blessé. Les secours sont arrivés à 16 h. Les touristes étaient de retour à la station à 18 h.

今回は映画音楽的なサイケポップを演奏するグループ、フォーレヴァー・パヴォの2023年のアルバム、L’idiophoneの収録曲、Dans la voitureを聴きました。授業ではフランス語の歌詞と日本語訳字幕をつけたものを観ています。

この授業の生徒は現在二名です。

フランス語B1レベルの授業は金曜日午後6時~7時30分、土曜日午後1時~2時30分、土曜日午後2時45分~4時15分の三コマです。

フランス語B1 1月5日(金)18:00~19:30

Unité 1 – Leçon 2 – Comprendre une information politique ou économique
第1ユニット第2課 政治経済のニュースを理解する

フランスでも問題になっているネーミングライツについての文章を読みました。フランス語でも英語のnamingを用いているのが面白いですね。

Pour financer des installations sportives, des édifices, des animations
Au stade, au spectacle : la solution « naming »

Le Parc des Princes pourrait-il être rebaptisé « Qatar Airways stadium » ? […] L’Hexagone connaît depuis quelques mois une forte poussée de « naming », ce barbarisme anglo-saxon qui désigne le « parrainage » d’un équipement ou d’un événement avec une marque. […]
Dès la semaine prochaine il ne faudra plus dire « P-O-P-B (Palais omnisport de Paris Bercy) » mais « Accor hôtels arena POPB ». Ce contrat d’une durée de dix ans devrait rapporter annuellement plus de 4 millions à la Ville de Paris, dont 3,35 au titre du « naming ». « La marchandisation de l’espace se développe fortement en France pour combler notamment la forte réduction de la dotation globale de fonctionnement », confirme Marcel Botton, spécialiste des marques et PDG de la société Nomen. La question est de savoir aujourd’hui jusqu’où veulent aller les collectivités. Sont-elles prêtes à perdre leur identité ?
C’est une forme de sacrifice pour les collectivités mais qui rapporte gros dans cette période de disette. […] Mais le sport n’est pas le seul à vivre cette évolution, la culture y vient : le château de Versailles offre régulièrement son écrin à des soirées sponsorisées, les festivals s’adossent de plus en plus à des marques. Où poser des limites à cette invasion des marques ? « Il y a peu de chance que la tour Eiffel devienne un jour tour Häagen-Dazs, pense Marcel Botton, mais sait-on jamais ? On peut imaginer dans l’avenir des autoroutes sponsorisées, des plages. Seuls les symboles nationaux comme le drapeau semblent préservés. »
Xavier Frère, Le Dauphiné libéré, 3/10/2015

この授業の生徒は現在二人です。興味がある方はお問い合わせください。

フランス語B1 1月6日(土)14:45~16:15

Unité 2 – Projet – Organiser une interview
第2ユニットまとめ インタヴューを企画する

エクスプレス誌のロトインタヴューというものを読みました。これはその短い紹介と俳優ランベール・ウィルソンの回答
の一部です。

LES INTERVIEWS LOTO DE L’EXPRESS
Chaque semaine, l’hebdomadaire L’Express interroge une personne de l’actualité en lui faisant tirer au sort six questions parmi cinquante. Voici quelques réponses de six personnalités différentes.
LAMBERT WILSON, comédien
L’orgueil. Souvent les gens me trouvent fier et pompeux de l’extérieur alors que je suis totalement humble dans mon rapport à l’humanité. En revanche, je suis orgueilleux de mes origines irlandaises, une sorte de tradition familiale qu’on a établie en deux générations mon père et moi.

この授業の生徒は現在一人だけです。興味がある方はお問い合わせください。

フランス語B1 1月6日(土)13:00~14:30

Unité 7 – Leçon 3 – Jouer
第7ユニット第3課 ゲームをする

この課ではフランス人が好むゲームについてのアンケートを読み、ゲームで使うフランス語表現についての問題を解きます。日常的によく使われる表現でありながら、日本人のフランス語学習者にはなじみがないものなのでこれを機会に覚えるようにしましょう。

この授業の生徒は現在二名です。

フランス語B2レベルの授業は土曜日午後4時30分~6時です。

フランス語B2 1月6日(土)16:30~18:00

Unité 1 – Vivre une aventure – Leçon 1 – Choisir sa vie
第1ユニット 冒険を生きる 第1課 人生の選択をする

今回は前回読んだ本の紹介についての練習問題を解き、意志、願望、後悔に関する表現を学びました。
これは動詞を類義語で置き換える問題です。

Remplacez les verbes en gras par des verbes de la liste : casser – laisser tomber – plaquer (fam.) – quitter (se) – renoncer à – résilier – séparer (se)
a. Louis et Hélène ont divorcé 5 ans après leur mariage.
b. Louis a quitté Hélène pour Elodie.
c. Il a démissionné de son poste à la banque.
d. Son contrat de travail est rompu.
e. Hélène a abandonné ses cours de chant.

この授業の生徒は現在二名です。始まったばかりなので、興味がある方はお早めにお問い合わせください。この授業に限らず、全ての授業について初回の見学あるいは体験授業は無料です。

フランス語C 12月26日(火)14:50~15:50

Unité 1 – Leçon 2 – Synthétiser des informations
第1ユニット第2課 情報をまとめる

今回はsynthèseの書き方についての文章を読みました。このsynthèseはrésuméとよく似ていますが、résuméが一つの文章を要約するものであるのに対し、synthèseは同じテーマの複数の文章を要約するものです。いずれにしても私見を入れることは慎まなければなりませんが、résuméが元の文章の論述の順序を変えてはいけないのに対し、synthèseの方では序論、展開、結論を自分なりの仕方でつくる必要があります。

この授業の生徒は現在一名です。

原語で親しむフランス文学 12月26日(火)19:30~21:00

今回は『ノートルダム・ド・パリ』の最後近くのノートルダムが襲撃を受ける場面を読みました。もっぱらカジモドの応戦の描写が中心ですが、ユゴーならではの詩的でありながら力強くリズミカルな文章が味わえます。

この授業の生徒は現在三名です。一月中は無料なので、興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

以上の授業に興味がある方はこのサイトのお問い合わせページ、あるいはこのページの上下にあるメールアドレスからお気軽にお問い合わせください。料金は90分の授業がひと月4回で12,000円です。1回60分の授業(Cレベル)については月額8,000円になります。よろしくお願いいたします。

Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA