今年の冬は例年に比べると本当に暖かくて、結局あまり雪が積もることなく終わってしまいそうです。雪かきが少なくて済むのは助かるのですが、やはり冬は冬らしくあってほしいという気持ちもありますね。

油川フランス語・英語教室は青森市にありますが、フランス語オンライン講座は世界中どこでも受講できます。使いやすいZoomを使った講座なので、Zoomをインストールしてもらえば誰でも簡単に受けられます。オンラインばかりでなく対面授業も新規受付をしています。青森在住の方はお気軽にご相談ください。

毎週火曜日午後7時30分から9時の時間は「原語で親しむフランス文学」です。この授業では以前フランスの高校で用いられていた仏文学の教科書で、仏文学アンソロジーでもあるラガルド・エ・ミシャールを使い、さまざまな作家の作品の抜粋とその解説を読んでいきます。参加者には音読と仏文和訳が求められます。特に参加基準はありませんが、だいたい仏検二級程度以上のフランス語力が必要とされるかと思います。三級レベルであっても興味がある方はお問い合わせください。詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。現在の参加者は三人です。

また、来月頃から土曜日午後4時30分~6時の枠でフランス語入門、木曜日午後7時30分~9時の枠でフランス語A2レベルの授業を始める予定です。興味がある方はお問い合わせください。

今回は2月12日から2月17日までの授業の内容をご紹介しますので、受講をお考えの方は参考にしてください。どの授業も無料見学できます。

月曜日午後3時30分から5時、午後5時30分から7時、水曜日午後7時30分から9時のフランス語初級会話A1レベルの授業、土曜日午後2時45分から4時15分のB1レベルの授業は生徒さんが一人だけなので、参加希望の方を募集しています。月曜日午後7時30分から9時のA2レベルの授業、金曜日午後6時から7時半、土曜日午後1時から2時30分のB1レベルの授業、水曜日午後1時00分から2時30分のB2レベルの授業は生徒さんが二人なので、まだ余裕があります。

2月からの時間割は下の表の通りです。黄色が日時が変わった授業です。緑色の火曜日午後7時30分から9時の時間で、「原語で読むフランス文学」です。ベージュ色の枠は、3月から開講を予定している木曜日午後7時30分~9時のフランス語A2、土曜日午後4時30分~6時のフランス語入門です。
空いている時間での新規開講が可能ですので、オンライン授業をご希望の方も、対面授業をご希望の青森在住の方も、お気軽にお問い合わせください。

フランス語オンライン講座は、日本語の教科書を使った全くの初心者向けの入門講座から、フランス語のみの教科書を使ったA1、A2、B1、B2、Cの講座まで取り揃えております。授業はZoomを使って行います。お問い合わせはこちらのページからでも、このページの上下に表示があるメールアドレスからでも結構です。1回90分、月4回の授業で、月謝は12,000円です。1回60分の授業(Cレベル)については月額8,000円になります。また、二コマ受講される方は、二コマ目が8,000円の割引料金になります。

どの授業についてもレベルは自己申告で結構ですので、お気軽にお問い合わせください。

初級者向けには完全な初心者向け「フランス語入門」と「フランス語初級会話(A1レベル)」の授業があります。「フランス語入門」は日本語の教科書を使って文法から勉強する授業で、「フランス語初級会話」はフランス語だけの教科書を使って会話の初歩からの勉強をします。それぞれ教科書の最初の方をスキャンしたPDFファイルが閲覧できますので、このリンクの「PDF Introduction」、「PDF A1」のファイルをご覧ください。
中級者レベルについても、このリンクから教科書の最初の方の数ページを見ることができるので参考にしてください。

もし時間が合わない人でも他の時間帯を提案いただければ検討いたします。

フランス語入門は火曜日13時から14時30分です。フランス語の勉強を始めてみたいという人、むかし少し勉強したけれどもう一度チャレンジしてみたいという方は、空いている他の時間での開講が可能ですので、ぜひともお問い合わせください。この授業では『アクティブに学ぶフランス語文法』(アルマ出版)という教科書を使っています。
土曜日午後4時30分~6時の枠で、3月から新規開講の予定ですので、興味がある方はお問い合わせください。

フランス語入門 2月13日(火)13:00~14:30

今回は第15課「単純未来と条件法過去」の続きで、単純未来についての練習問題を解いてから条件法現在の活用の勉強に移りしました。
条件法は英語の仮定法とよく似たもので、現実に反した仮想や控えめな表現などに使います。名前は条件法ですが、条件の方に使われるのではなく、その条件下における仮想の方にこの条件法と呼ばれるものを使います。

Si j’étais un oiseau, je volerais.
If I were a bird, I could fly.

この「もしも鳥だったら空が飛べるのに」という文において、「もしも」という条件の方には半過去j’étaisが用いられ、「空が飛べるのに」という仮想の方に用いられているje voleraisが条件法現在と呼ばれる活用です。
直説法単純未来、条件法現在、直説法半過去の活用を比較してみましょう。

単純未来条件法現在語尾を取り出した形直説法半過去
je voleraije voleraisje voler + aisje volais
tu volerastu voleraistu voler + aistu volais
il volerail voleraitil voler + aitil volait
elle voleraelle voleraitelle voler + aitelle volait
nous voleronsnous volerionsnous voler + ionsnous volions
vous volerezvous voleriezvous voler +iezvous voliez
ils volerontils voleraientils voler + aientils volaient
elles voleront
elles voleraientelles voler + aientelles volaient

この表からもわかるように、条件法現在は単純未来の語幹に半過去の語尾をつけたものです。条件法という名前がつけられていますが、実はこの活用には直説法としての用法もあり、それは過去における未来を示す場合です。過去における未来とはどのようなものでしょうか。
たとえば「天気がよくなるだろうと私は思う」という文をフランス語でつくると以下のようになります。

Je pense qu’il fera beau.

この主節を半過去にすると、従属節が時制の一致で過去時制にならなければなりませんが、このときに使うのが「過去未来」、すなわち「条件法現在」と呼ばれる活用です。

Je pensais qu’il ferait beau.

これは「天気がよくなるだろうと私は思っていた」という文です。この文例におけるil feraitは時制の一致のために要求された活用であり、条件法としての価値をもたないと考えることができますが、この文からは「私は天気がよくなるだろうと思っていたのに当てが外れて、実際には天気がよくない」ということを読み取れるかもしれません。このようにして、本来は直説法の過去未来だった用法が、事実と反する仮想を表現する条件法の用法をもつようになったと考えられるでしょう。

現在この授業の生徒は一人だけです。

フランス語A1の現在開講中の授業は月曜日午後3時30分~5時と午後5時30分~7時、水曜日午後7時30分~9時、水曜日午前10時30分~12時00分の四コマです。

フランス語A1 2月14日(水)19:30~21:00

Unité 3 – Leçon 2 – Organiser son temps
第3ユニット第2課 時間管理する

これは対応する時間を数字で書く簡単な問題ですが、24時間法ではdemieやquartなどの単語を用いないことに注意しましょう。

Complétez les heures en chiffres.
Il est quelle heure ? Quelle heure est-il ?
LE MATIN
8 h 00 huit heures (du matin)
… huit heures quinze (huit heures et quart)
… huit heures trente (huit heures et demie)
… midi
L’APRÈS-MIDI
… douze heures quarante-cinq (une heure moins le quart)
… treize heures (une heure de l’après-midi)
LE SOIR
… dix-huit heures (six heures du soir)
… dix-huit heures dix (six heures dix du soir)
… dix-huit heures cinquante (sept heures moins dix du soir)
LA NUIT
… minuit

現在この授業の生徒は一人だけです。興味がある方はお問い合わせください。

フランス語A1 2月12日(月)15:30~17:00、2月16日(金)10:30~12:00

いつもは月曜日の授業ですが、今週はお休みの日の振替と合わせて授業が二回ありました。

Unité 5 – Leçon 3 – Rencontrer des difficultés
第5ユニット第3課 困難と遭遇する

この課では所有形容詞、前置詞àやdeを使った所有の表現を勉強します。
新しいスキットRéunion chez Florialを見ました。

この授業の生徒は一人だけです。興味がある方はお問い合わせください。

フランス語A1 2月11日(日)17:30~19:00

いつもは月曜日の授業ですが、今回は日曜日でした。

Unité 7 – Leçon 4 – Échanger des messages
第7ユニット第4課 メッセージのやりとりをする

前回の続きで、さまざまなメッセージについての練習問題を解き、留守番電話の音声を聞いてその内容を理解する練習問題にも挑戦しました。
動詞plaireの直説法現在の活用は、三人称単数の活用だけにアクサンシルコンフレクスが現れることに注意してください。1990年の改革正書法ではこのアクサンシルコンフレクスを省略してもいいことになっていますが、つけた方がいいでしょう。

plaire
je plaisnous plaisons
tu plais vous plaisez
il plaîtils plaisent
elle plaîtelles plaisent

たとえば「この映画が好き」と云うときに、J’aime ce filmとばかり云うのではなくてCe film me plaîtという云い方もするようにすると、表現の幅が広がりますね。

この授業の生徒は一人だけです。興味がある方はお問い合わせください。

フランス語A1 2月16日(金)15:00~16:30

水曜日午前10時30分の授業ですが、今回は金曜日の午後でした。

Unité 9 – Leçon 4 – Aménager son cadre de vie
第9ユニット第4課 生活環境を整える

これは時代の潮流に乗っているか、それとも伝統を大切にしているかを見分けるための質問を並べた練習問題です。自分でもこのような質問の例を考えてみましょう。

Êtes-vous tendance ou tradition ? Interrogez votre partenaire. Imaginez d’autres questions.
Vous écrivez encore vos lettres de vœux au stylo ?
Vous utilisez encore votre voiture en ville ?
Vous jouez encore à la Game Boy ?
Vous avez encore un téléphone à fil ?
Vous mangez encore des tartines de Nutella ?

「自分の自動車を使わない」、「ヌテラを食べない」などのフランスの時代の潮流は、環境問題に対して鈍感な今の日本人には少し理解が難しいかもしれませんね。

この生徒の授業は一人だけです。

フランス語A2の授業は現在月曜日午後7時30分~午後9時の一コマですが、3月以後に木曜日午後7時30分~9時の時間に新規開講する予定です。

フランス語A2 2月12日(月)19:30~21:00

Unité 6 – Leçon 2 – Aller au restaurant
第6ユニット第2課 レストランに行く

これはフランスのレストランに行く際に知っておきたいことについての短い文章です。

À SAVOIR QUAND ON VA AU RESTAURANT
· En salle ou en terrasse. On peut demander une table à l’extérieur du restaurant (en terrasse ou dans le jardin) ou en salle.
· La carte. Les étrangers, mais aussi les francophones, ont souvent des difficultés à comprendre les cartes et les menus des restaurants français. Il ne faut pas hésiter à demander des explications.
· L’eau et le pain. Pour avoir de l’eau gratuitement, il faut demander : « une carafe d’eau ». Le serveur apporte toujours du pain sur la table.
· Le pourboire. Il n’est jamais obligatoire car le service est toujours compris dans l’addition. Si vous êtes satisfait du serveur ou de la serveuse, vous pouvez, bien sûr, lui donner quelques euros.
· Pour les clients allergiques. Les produits qui peuvent entraîner des allergies doivent être indiqués sur la carte ou sur un document en libre accès.

今回はユーロヴィジョン出演経験があるコミックバンド、レ・ファタル・ピカールの2016年の歌、À la vie, à l’Armorを聴きました。授業ではフランス語の歌詞と日本語訳字幕をつけたものを観ています。

この授業の生徒は現在二名です。

フランス語B1レベルの授業は金曜日午後6時~7時30分、土曜日午後1時~2時30分、土曜日午後2時45分~4時15分の三コマです。

フランス語B1 2月16日(金)18:00~19:30

Unité 1 – Leçon 4 – Questionner les médias
第1ユニット第4課 メディアを問う

今回はフランス国際ラジオRFIのジャーナリスト、アニー・ガスニエのインタビュービデオを観ました。

この授業の生徒は現在二人です。興味がある方はお問い合わせください。

フランス語B1 2月17日(土)14:45~16:15

Unité 4 – Bilan
第4ユニットまとめ

これは以下のメールの中に書いてある出来事を一年後に思い出して語り直すという練習問題です。Ce jour-làから始めてください。Ce jour-làはメールの中のaujourd’huiに当たるので、書き換えに工夫が必要です。

Je suis arrivé avant-hier à Montreux pour le festival international de chant choral. Hier, nous avons visité Montreux et aujourd’hui, nous faisons une excursion au bord du lac Léman. Demain et après-demain, nous répèterons notre spectacle. Puis, la semaine prochaine, nous travaillerons avec les autres chorales. Dans dix jours, nous donnerons notre concert. Je te joins une photo du château de Chillon.

この授業の生徒は一人だけです。興味がある方はお問い合わせください。

フランス語B1 2月17日(土)13:00~14:30

Unité 7 – Projet – Présenter des lieux de loisirs originaux de votre ville ou de votre région
第7ユニット自由課題 自分の町や地方にある独特な場所を紹介する

これはブルゴーニュ地方にあるユネスコ世界遺産、アルケスナン製塩所を紹介する短い文章です。

Les Salines d’Arc-et-Senans en Bourgogne
En 1775, l’architecte Claude-Nicolas Ledoux est chargé de la construction d’une saline : usine destinée à extraire le sel du sous-sol.
Ledoux conçoit alors un projet extraordinaire inspiré des idées des Lumières. Ce n’est pas seulement une usine qu’il veut construire mais un ensemble de bâtiments luxueux où seront regroupés tous ceux qui travaillent pour la saline et leurs familles. Les ouvriers seront bien logés. Ils disposeront d’un jardin pour cultiver leurs légumes, d’une boulangerie, d’une chapelle, etc.
Tout sera organisé selon un plan géométrique et harmonieux car pour Ledoux l’architecture peut contribuer à rendre la société meilleure.
Le roi Louis XV demandera à Ledoux de réduire le côté luxueux de certains bâtiments comme les entrepôts, les écuries et les logements des ouvriers mais la réalisation reste grandiose. Arc-et-Senans est inscrit au patrimoine mondial de l’UNESCO comme la mise en œuvre d’une utopie sociale, égalitaire et généreuse.

この授業の生徒は現在二名です。

フランス語B2レベルの授業は水曜日午後1時~2時30分です。

フランス語B2 2月14日(水)13:00~14:30

Unité 1 – Leçon 3 – Gérer ses succès et ses échecs
第1ユニット第3課 成功と失敗を乗り切る

人道支援機関で働く女性のラジオインタビューを聴き、その理解度を試す練習問題を解きました。以下は適切な動詞を活用して補充する穴埋め問題です。似たような意味の動詞でも厳密な使い分けができるようになりたいものです。

Complétez les phrases avec les verbes : germer – humilier – licencier – mûrir – pousser – remettre à plat – stigmatiser
a. En avril, le jardinier a semé des graines de tomates qui vont bientôt…
Les plants de tomates vont… au printemps. Puis, les tomates vont…
b. Dans l’entreprise, le nouveau chef de service était incompétent et tyrannique. Il… ses collaborateurs avec des propos blessants.
Il… leur travail par des critiques injustifiées.
Heureusement, il a été…
Son départ a permis de… l’organisation du service.

この授業の生徒は現在二名です。まだ教科書が最初の方なので興味がある方はお早めにお問い合わせください。

フランス語C 2月13日(火)15:00~16:00

Unité 1 – Leçon 3 – Faire un exposé
第1ユニット第3課 発表する

今回は外国語学習の利点をまとめたインフォグラフィックを読み取る練習問題を解き、その後で二言語使用についての文章を読み始めました。

この授業の生徒は現在一名です。

原語で親しむフランス文学 2月13日(火)19:30~21:00

今回はヴィクトール・ユゴー『レ・ミゼラブル』第二部「コゼット」第一篇「ワテルロー」の抜粋を読みました。フランス軍の隊列についての壮大な叙事詩的描写が印象的です。

この授業の生徒は現在三名です。興味がある方は遠慮なくお問い合わせください。

全ての授業について初回の見学あるいは体験授業は無料です。

以上の授業に興味がある方はこのサイトのお問い合わせページ、あるいはこのページの上下にあるメールアドレスからお気軽にお問い合わせください。料金は90分の授業がひと月4回で12,000円です。1回60分の授業(Cレベル)については月額8,000円になります。二コマ受講される方は、二コマ目が割引料金で8,000円になります。よろしくお願いいたします。

Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。


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