4月下旬からの新規開講講座についてこちらのリンクでご案内しています。全くの初心者向けの入門講座から、A1、A2、B1、B2の講座まで取り揃えておりますので、興味がある方はぜひともお問い合わせください。お問い合わせのページからでも、このページの上下に表示があるメールアドレスからでも結構です。まだ全然お問い合わせがないので、どの授業についても間に合います。

油川フランス語・英語教室は青森市にありますが、フランス語オンライン講座は世界中どこからでも受講できます。今回は3月28日から4月2日までの授業の内容をご紹介しますので、受講をお考えの方は参考にしてください。どの授業も無料見学できます。オンラインばかりでなく対面授業も新規受付をしています。青森在住の方はお気軽にご相談ください。

この油川フランス語・英語教室では、日本語の教科書を使ったフランス語入門レベルから、フランス語のみの教科書を使ったA1、A2、B1、B2レベルまで、Zoomを使ったフランス語オンライン講座を開講しております。1回90分、月4回の授業で、月謝は12,000円です。

入門者用のフランス語入門授業は週2回行っていて、月曜日午後5時半から7時の授業と、土曜日午後4時30から6時のものがあります。
この授業では『アクティブに学ぶフランス語文法』(アルマ出版)という教科書を使っています。

フランス語入門 4月4日(月)17:30~19:00

今回は第15課「単純未来と条件法過去」で、まず単純未来の勉強をしました。単純未来の「単純」は他の助動詞などを伴うことなく動詞そのものを活用するという意味で、この活用によって表される未来の意味内容に関わるものではありません。
たとえば「考える」という意味の動詞penserの単純未来の活用は以下のようになります。

単純未来語尾を切り離した形avoirの直説法現在
je penseraije penser + aij'ai
tu penserastu penser + astu as
il penserail penser + ail a
elle penseraelle penser + aelle a
nous penseronsnous penser + onsnous avons
vous penserezvous penser + ezvous avez
ils penserontils penser + ontils ont
elles penserontelles penser + ontelles ont

単純未来の活用の語尾を見ると、avoirの現在形の活用とよく似ていることがわかります。よって単純未来という活用の起源にさかのぼってみると、動詞の不定形にavoirがついたものだったのだろうと推測できます。
現代フランス語においてavoir + à 不定詞は「~しなければならない」という意味を表します。
たとえばJ’ai à faire manger les enfantsは「私は子供たちに食事をさせなければならない」という意味ですが、これも「予定」すなわち「未来」に関わる表現だと言えるでしょう。
単純未来もさかのぼるとこれと同様の発想だったのでしょうね。
単純未来の活用語尾は全ての動詞に共通し、-er型の第一群規則動詞と-ir型の第二群規則動詞についてはこれらの語尾を不定型に付け加えれば単純未来の活用になりますが、それ以外の動詞については語幹が変化することになります。
不定詞の語尾が-erである動詞についても、allerとenvoyerとrenvoyerに関しては語幹がそれぞれir-、enverr-、renverr-になるので気をつけましょう。
また、一人称複数nous penseronsと三人称複数ils penserontは綴りが違いますが、活用形の発音は同じになります。

この授業の生徒さんは現在2名です。新規開講の授業に興味がある方は見学できますのでお問い合わせください。

フランス語入門 4月9日(土)16:30~18:00

前回まで水曜日の午後に開講していたクラスで後半の授業をなかなか受けられなかった生徒さんがいたので、土曜日のこの時間に続きの授業をすることにしました。

月曜日の授業と同じ第15課「単純未来と条件法現在」ですが、こちらの授業では条件法現在の勉強をしました。条件法は英語の仮定法とよく似たもので、現実に反した仮想や控えめな表現などに使います。名前は条件法ですが、条件の方に使われるのではなく、その条件下における仮想の方にこの条件法と呼ばれるものを使います。

Si j’étais un oiseau, je volerais.
If I were a bird, I could fly.

この「もしも鳥だったら空が飛べるのに」という文において、「もしも」という条件の方には半過去j’étaisが用いられ、「空が飛べるのに」という仮想の方に用いられているje voleraisが条件法現在と呼ばれる活用です。
直説法単純未来、条件法現在、直説法半過去の活用を比較してみましょう。

単純未来条件法現在語尾を取り出した形直説法半過去
je voleraije voleraisje voler + aisje volais
tu volerastu voleraistu voler + aistu volais
il volerail voleraitil voler + aitil volait
elle voleraelle voleraitelle voler + aitelle volait
nous voleronsnous volerionsnous voler + ionsnous volions
vous volerezvous voleriezvous voler +iezvous voliez
ils volerontils voleraientils voler + aientils volaient
elles voleront
elles voleraientelles voler + aientelles volaient

この表からもわかるように、条件法現在は単純未来の語幹に半過去の語尾をつけたものです。条件法という名前がつけられていますが、実はこの活用には直説法としての用法もあり、それは過去における未来を示す場合です。過去における未来とはどのようなものでしょうか。
たとえば「天気がよくなるだろうと私は思う」という文をフランス語でつくると以下のようになります。

Je pense qu’il fera beau.

この主節を半過去にすると、従属節が時制の一致で過去時制にならなければなりませんが、このときに使うのが「過去未来」、すなわち「条件法現在」と呼ばれる活用です。

Je pensais qu’il ferait beau.

これは「天気がよくなるだろうと私は思っていた」という文です。この文例におけるil feraitは時制の一致のために要求された活用であり、条件法としての価値をもたないと考えることができますが、この文からは「私は天気がよくなるだろうと思っていたのに当てが外れて、実際には天気がよくない」ということを読み取れるかもしれません。このようにして、本来は直説法の過去未来だった用法が、事実と反する仮想を表現する条件法の用法をもつようになったと考えられるでしょう。

フランス語入門の授業は春から新規開講を予定しています。フランス語の勉強を始めてみたいという人、むかし少し勉強したけれどもう一度チャレンジしてみたいという方は是非ともお問い合わせください。

フランス語初級会話(A1)4月4日(月)19:30~21:00

Unité 8 – Bilan
第8ユニット まとめ

前回の自由課題の残りを終わらせてからまとめの練習問題に入りました。今回は複合過去と半過去の使い分けの問題が中心です。

Mettez les verbes à la forme qui convient.
Coupe du monde de football 1998
a. En 1998, j’(avoir) 16 ans.
b. Le 12 juillet, avec mon père, nous (aller) au stade de France.
c. Mon père (vouloir) voir le match entre le Brésil et la France.
d. L’ambiance (être) extraordinaire.
e. C’est la France qui (gagner) le match.
f. Après, les spectateurs (aller) sur les Champs-Élysées. (Il y a) beaucoup de monde. C’(être) la fête !

今回は1983年結成のパンクバンド、レ・ヴァンパスの2003年のヒット曲Manu Chaoを聴きました。大金持ちでありながら社会派ぶっているマヌ・チャオをからかった歌です。

A1の授業は毎週月曜日19時30分から21時で、生徒さんは今一人だけです。春から新規開講を予定しています。興味がある方は是非ともお問い合わせください。見学もできます。

A2レベルの授業は週2回、水曜日午後7時から8時半までと、土曜日午後2時45分から4時15分までです。水曜日の方が進んでいません。

フランス語A2 4月6日(水)19:00~20:30

Unité 4 – Leçon 2 – Comprendre un fait divers
第4ユニット第2課 三面記事を理解する。

前回の続きで、ニュースサイトの三面記事についての練習問題を解きました。この問題では動詞、それに対応する人と事物や事件の名詞を探します。
Pour chaque type de fait divers suivant, complétez le tableau.
a. un meurtre – b. un vol – c. un cambriolage – d. un attentat – e. un enlèvement (un kidnapping) – f. une inondation – g. un incendie – h. un tremblement de terre – i. une tempête – j. un tsunami

Type de fait diversL'actionL'auteur / La causeLes conséquences
a. un meurtretuerun meurtrier - un tueurun mort
b. un vol.........
............

この授業の生徒は現在二名です。

フランス語A2 4月9日(土)14:45~16:15

Unité 6 – Leçon 2 – Aller au restaurant
第6ユニット第2課 レストランに行く

今回の練習問題にはレストランのメニューを読み解くものがありました。実際にレストランに行くときにはメニューがよくわからなくても雰囲気で注文することもあるかと思いますが、真剣に内容を理解しようとするとなかなか難しいものです。

La carte
Nos entrées
Moules de mer gratinées
Tartine de fromage de chèvre et copeaux de jambon « Noir de Bigorre »
Foie gras de canard de la ferme du Gubernat
Ravioles de cèpes, bouillon de pot-au-feu
Nos plats
Gambas poêlées au piment d’Espelette
Pavé de morue sauce aïoli
Brochettes d’agneau grillées aux herbes
Tournedos aux morilles ou Rossini
Volailles de Bresse aux champignons des bois
Steak tartare race Aubrac
Nos desserts
Nougat glacé au coulis de framboise
Profiteroles au chocolat chaud
Crème brûlée à la réglisse
Crêpes au coulis d’agrumes
Minestrone de fruits frais à la menthe fraîche
D’après la carte du restaurant « Wine Bar Le Cheval blanc » à Nîmes

この授業の生徒は現在一名です。
以上二つのA2の授業について興味がある方は是非ともお問い合わせください。見学もできます。春から新規開講を予定しています

フランス語B1 土曜日13:00~14:30
フランス語B2 土曜日10:30~12:00

B1とB2については春から新規開講を予定しています。

以上A1、A2、B1、B2の講座ではCLE InternationalのTendancesというシリーズの教科書を使っています。また、A2以上の授業では毎回最初にディクテがあります

現在の時間割は下の表の通りです。黄色がオンライン講座になります。青色は4月から新規開講のオンライン講座です。時間割の空いている時間で新規開講を予定していますので、ご希望がありましたらお気軽にお問い合わせください。

以上の授業に興味がある方はこのサイトのお問い合わせページ、あるいはこのページの上下にあるメールアドレスからお気軽にお問い合わせください。料金は90分の授業がひと月4回で12,000円です。よろしくお願いいたします。


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